株式会社スズコウ
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お魚ミニ辞典

1 魴(ホウ) オシキウオ 淡水魚。頭がとがって小さく、体は青白い。疲労すると尾が赤くなるという。
2 鰶/鮗/鯯/鱅 コノシロ ニシン科の硬骨魚。全長約25cm。中等大の物はコハダ、シンコといい鮨材料。
3 鮎(ネン) アユ 稚魚期を海で過し、初春に川をさかのぼり、急流にすむ。藻類を食べ、肉に香気がある。
4 鮒(フ) フナ 鯉に似ているが小さくて口ひげはなく、腹部は銀白色または金色。品種改良種に金魚がある。
5 鮃(ヘイ) ヒラメ 両眼とも左側にある。沿岸の砂泥地を好み夜活動。冬期から早春にかけて美味。
6 鮑(ホウ) アワビ 貝殻は耳形で厚く、殻長10~20cm。貝殻はボタンの材料。肉は食用となる。
7 鰒(フク) アワビ/フク 鮑とふぐ(河豚)の意読がある。歯は板状で鋭く、攻撃されると腹部を膨らますものが多い。
8 鯰(ネン) ナマズ 体長は50cmに伸び、頭部は扁平で口は大きく4本の長い口ひげがある。体表は滑らかで鱗なし。
9 鮟(アン) ナマズ もと、山椒魚のこと。鮟鱇も体は平たく、口が大きく、鱗がない。体形から琵琶湖ともいう。
10 鯢(ゲイ) サンショウウオ 山間の渓流・湿地にすみ、幼生は外?をもつ。椒魚(はじかみうお)、油魚(あぶらめ)とも。
11 鮠(ガイ) ハヤ 霞ヶ浦でモツゴ(持子)、関東地区でウグイ(石斑魚)、関西でカワムツ(河?)の地方名で呼ばれる。
12 鰔(カン) ウグイ コイ科の硬骨魚淡水または海水にすむ。イダ・アカハラ・アカウオ・ハヤともいう。
13 鮪(イ) マグロ 「眼黒」の意。サバ科マグロ属。成長の度合によりメジ、シビと呼ぶ。幼魚は「かきのたね」ともいう。
14 鮭(ケイ) サケ 生殖期の雄の吻部は著しく曲がっているので俗に「鼻曲り」という。鮭を「鮭魚」「桂魚」とも。
15 鮫(コウ) サメ 肉は主に蒲鉾の材料となり、皮は物を磨くサメヤスリ、ひれは魚翅(ぎょし)といい上等のスープに用いる。
16 鱶(ショウ) フカ サメ類の関西での呼び名で関東などでは特に大型のものを指す。ひれがフカヒレ・イウチーになる。
17 鯊(サ) ハゼ/サメ 川の流れこむ浅い海辺で、砂をわけてすむ小魚。
18 アサリ 浅蜊/浅利とも書く。マルスダレガイ科の二枚貝。淡水が流れ込む内湾の砂泥中にすみ、潮干狩の獲物
19 カズノコ 「鰊(かど)の子」の意味。ニシンの卵巣を乾燥または塩漬にしたもの。
20 コチ 全長約50cm。暖流性で南日本の砂底にすむ。頭が大きく、平たくて尾部は細い。
21 鯤/鯀(コン)   想像上の大魚の名。鯤は別の意味ではららご・腹子(たら、鮭の子)といって魚類の出産前の卵をいう。
22 鮹/蛸/鱆(ショウ) タコ 西洋ではイタリア、ギリシャ、スペインなどを除くと、悪魔の魚として嫌われる。
23 鯉(リ) コイ 側線鱗が36枚あるというので六六魚(りくりくぎょ)とも呼ぶが、実際には31~38枚程の変異が見られる。
24 鯣(エキ) スルメ イカを開き、内臓などを除去して乾かした食品。祝儀にも用いる。
25 鰤(シ) ブリ 出世魚でワカシ・イナダ・ワラサ・ブリ(関東)、ツバス・ハマチ・メジロ・ブリ(関西)などと呼ばれる。
26 鰰/鱩 ハタハタ 全長15cm内外。雷が鳴る時に浅瀬に集まるといわれる。「カミナリウオ」・「波多波多」ともいう。
27 鰹(ケン) カツオ 熱帯、温帯の海から春に来遊し、秋に南下する。土佐の一本釣りは魚群にイワシの生き餌を撒く。
28 鰺(ソウ) アジ マアジ・ムロアジなど夏から秋が漁期。
29 タラ 北日本方面の雪国の深海にすむ。マダラのことを単にタラと呼ぶ。
30 鰻(マン/バン) ウナギ 日本のウナギの産卵場は台湾、フィリピン東方の海域。八目ウナギ(無顎類)、エラブウナギ(爬虫類)。
31 キス 夏、南日本沿岸の砂底にすむ。シロギスが美味。
32 鱒(ソン) マス サクラマスの別称。腹赤(はらか)。陸封型マスの方言にヤマメ(関東)、エノハ(九州の一部)。
33 鱧(レイ) ハモ ウナギ形で全長2mに達するものがある。関西では、はも料理の材料。北日本でアナゴのこと。
34 鱸(ロ) スズキ 出世魚の一つで、幼魚をセイゴ、少し成長したものをフッコという。夏から初秋に美味。
35 カジカ 河川の清冽な水を好む。全長約15cmで一見ハゼ型で細長い。マゴリ、チチンコは異称。
36 鰍(シュウ)   カジカ/イナダ/ドジョウの3通りの意味がある。
37 鰌(シュウ)・鯲 ドジョウ(泥鰌) 淡水の泥の中にすみ、夜行性。腸でも呼吸できる。口ひげは5対。
38 鯨(ゲイ) クジラ 歯がある歯クジラと無い鬚(ひげ)クジラとに分ける。古称は勇魚(イサナ)。
39 鰊(レン)鯡(ヒ) ニシン 北大西洋に産し、北海道・サハリン西海岸に多い。「かずのこ」はこの卵。別称カド。
40 鰕/蝦(カ) エビ(海老) 車エビを除き、雌は産んだ卵を腹肢につけて腹部の下に抱き、孵化まで保護する。
41 鰐(ガク) ワニ ワニ目の爬虫類の総称で現存するのはアリゲーター・クロコダイル・ガビアルの3科23種といわれる。
42 鰉(コウ) ヒガイ 明治天皇が特に賞味したので「鰉」の字をあてる。琵琶湖に産し、ハゼに似ている。
43 鯔(シ)・鰡(リュウ) ボラ/ナヨシ 卵巣の塩漬が「からすみ」。出世魚でオボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド。
44 鰆(シュン) サワラ 春に産卵の為沿岸により目につき「春を告げる魚の意」。「狭腹の意」出世魚サゴシ→ナギ→サワラ。
45 鰈(チョウ) カレイ 眼は普通からだの右側に集まる。眼のある側は褐色で、ない側は白色。砂底に生息。
46 鰯・鰮(オン) イワシ マイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシなど。房州が主水揚げ地区。
47 ゴリ/メバル 地方で呼名が変わる。カジカ(石川県)、ヨシノボリ(琵琶湖)、チチブ(高知県)など。
48 鯛(チョウ) タイ 近海魚でマダイ、チダイ、キダイ、クロダイなどがある。尾頭付で祝事に用いる。
49 鯖(セイ)・鯆(ホ) サバ マサバ・ゴマサバ・グルクマ(沖縄でグルクン)がある。
50 シャチ 歯クジラの一種。体長約9m。クジラを襲うので、土佐方言で「くじらとおし」という。逆叉(さかまた)。
51 𩸽 ホッケ ロシア沿岸、オホーツク、南樺太等に分布。全長約40cm。尾びれの端は二叉。